オフィスにリラクゼーションエリアを設置する5つのメリット
ノウハウ 2023.10.04

リラクゼーションエリアは、スタッフの休息の場としてだけでなく、多様な用途で活用されています。そのようなエリアを整え、スタッフの気分のリセットを促すことで、仕事の効率もアップします。ただし、リラクゼーションエリアが設置されても活用されなければ、その投資と労力は報われません。

今回はリラクゼーションエリアのメリットと、導入する際のキーポイントをお伝えします。

 

リラクゼーションエリアとは「スタッフの気持ちをリセットさせる多機能エリア」

事例:株式会社カオナビ 様

リラクゼーションエリアは、スタッフが休憩や心のリフレッシュをするための多機能スペースを指します。ただの休憩場所だけでなく、カジュアルな打ち合わせの場所としても適しており、ニーズに応じて構築されています。

 

オフィスにリラクゼーションエリアを持つ5つのメリット

このセクションでは、リラクゼーションエリアを取り入れることの5つのメリットをご紹介します。

 

01. 心のリフレッシュが可能

タスクに疲れた際や、集中力が途切れたとき、リラクゼーションエリアで心をリセットできます。リラクゼーションエリアを適切に使用することで、疲労や精神的ストレスを軽減し、心地よく過ごせるでしょう。

 

02. スタッフ同士の交流を促進させる

良好なスタッフ間のコミュニケーションを持つオフィスは、スタッフの定着率が高いことが知られています。しかし、静かなオフィス空間では、会話が気になってしまい、なかなか交流が難しいことも。

リラクゼーションエリアならば、気兼ねなく交流を楽しめます。オフィスの全員がアクセスできるため、部門を超えた交流が自然に生まれやすくなります。作業スペースではなかなか話せないテーマも、リラクゼーションエリアでは自然と会話が弾むことで、チームの絆を深めることも可能です。

事例:ソウルドアウト株式会社 様

 

03. 社員のモチベーションが向上する

リフレッシュルームの有効活用は、福利厚生の強化の一部として見ることができます。このような心地良い空間は、社員の精神的ストレスを軽減する手助けとなります。良好な職場環境を提供することで、社員の満足感が高まり、より強い結束感や意欲を感じることが期待できます。その結果として、優れた人材が企業に留まる確率が上がり、人事コストの削減にも寄与します。

 

04. 企業イメージの向上に寄与する

話題のリフレッシュルームを持つことで、企業のポジティブな印象やブランド価値の向上が期待されます。リフレッシュルームの存在は企業のブランドイメージを高め、新たな人材の獲得や取引関係の強化に繋がります。その上、企業の特色や個性を外部に向けて伝えることができ、人材獲得の戦略としても役立つでしょう。

 

05. 創造的なアイディアが湧きやすくなる

新しい環境でのリラクゼーションは、創造性や発想のスパークを促します。特にデザインやクリエイティブな業種では、その恩恵は大きいと言えるでしょう。先に述べたように、リフレッシュルームはただの休憩場所以上の価値があります。PCや必要な資料を携帯することで、思いつきや閃きを即座に行動に移すことが容易になります。

 

リフレッシュルームのおすすめ機能

事例:Vistex Japan合同会社

以下では、リフレッシュルームを一段と居心地の良い場所にするための機能や設備を取り上げます。

 

作業やミーティング用のスペースを配置する

効率的な作業スペースを確保し、社員が通常のデスク以外でも業務を進められるような場所を提供することが求められます。リフレッシュルーム内には、本棚や作業テーブルを配することで、短い休憩の合間でも気になる情報を手軽に探せます。さらに、コミュニケーションエリアがあると、社員同士が自然に集まりやすくなります。実際、リフレッシュルームでの面接を実施している企業も増えているようです。

 

社員が心地よく休息をとれる設備整備

リフレッシュスペースには、ソファやマッサージチェアを配置し、社員たちが心地よくリラックスできる場所を作成します。多くのPC作業を行うと、目の疲れや肩のこり、腰の痛みなどが増える可能性があります。そんな疲れをマッサージチェアで解消し、再び元気に作業できるようサポートします。

 

オフィス内カフェの構築

コーヒーメーカーや電気ケトルの導入により、社内カフェを構築可能です。これにより、社員がリフレッシュするための空間を提供することができます。本格的なカフェ設備である必要はありません。オフィスでカフェの雰囲気を味わえることにより、リフレッシュしつつ新しいアイディアを生み出せます。さらに、外出の時間も節約できる点がメリットです。

事例:アイグッズ株式会社 様

 

リフレッシュルームの企業導入事例

リフレッシュルームの導入を考慮中で、具体的なイメージがわかない方へ。こちらでは、実際の導入事例を取り上げて紹介します。

 

セルソース株式会社 様

リフレッシュエリアにはビックテーブルを配置。休憩時だけでなく、社内イベントでも活用できるようにしています。

事例:セルソース株式会社 様

 

株式会社 Diverse 様

人と人のつながっていく過程を「エントランス付近の緊張感〜カフェスペースの交流〜畳を敷いた小上がりの和み」として表現。象徴的なカラーリングは、同社の提供するアプリや恋愛、交流をイメージをしています。

事例:株式会社 Diverse 様

 

リフレッシュルーム設置の際の考慮点

社員が快適に利用できるリフレッシュルームの設置における要点をご紹介します。

 

目的や用途をはっきりさせる

初めに、社員からのフィードバックを収集するなどして、リフレッシュルームの目的や活用方法を明確にしておくことが大切です。

リフレッシュルームのテーマや機能性により、家具の選び方やデザインも変わってきます。例えば、リラックスエリアとしての機能を強化して仮眠スペースを設けるのか、または交流の場としての役割を強化するのか、要望に応じて設計する必要があります。さらに、利用する人数に合わせて、スペースの最適化や家具の配置も見直す必要があります。そして、業務スペースが狭くなると、作業効率に悪影響を及ぼすことも。リフレッシュルームの配置やサイズには、適切なバランスを取るよう心掛けましょう。

 

オフィスの動線を考慮した場所選び

リフレッシュルームを設ける際、社員がアクセスしやすい場所を選ぶことが肝心です。オフィスのエントランスや中心部など、人の往来が多いエリアに設置すると、多くの社員が気軽に利用することができます。一方、人の通りが少ないエリアに設けた場合、その存在が見過ごされる恐れがあり、機能として十分活用されない可能性があります。

適切な位置に設置することで、リフレッシュルームを中心にしたコミュニケーションの場を活性化させることができます。

 

オフィスとは異なる雰囲気を意識する

ワークスペースとは異なるアトモスフィアを持つことで、気分を変えてリフレッシュすることが可能となります。例えば、自然の要素を取り入れる、またはカフェのような空間を作成するなど、リラックスと集中をスムーズに切り替える工夫が求められます。どんな雰囲気にしたいのかを明確にして、通常の執務スペースとは違った家具やデザインを選択することが大切です。

もし、どのような形にすれば良いのか迷ったり、リフレッシュルームの設置についての疑問や悩みがあれば、UNION TECにご相談ください。UNION TECでは、オフィスの現状と課題を詳しく分析し、改善策を提案からデザインまでトータルでサポートします。企業のブランディングを強化するオフィスデザインをお手伝いします。

 

まとめ

リフレッシュルームを取り入れることは、作業の効率やチーム間のコミュニケーションの向上を実現し、会社のブランドイメージを高め、従業員の満足度を上げる効果が期待できます。

 

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