オフィス移転、改装を計画している企業には、それぞれ理由、解決したい課題があります。だからこそ、オフィス移転、改装にはそれらを新オフィスプロジェクトのコンセプトとして落とし込むことが必要です。
そのコンセプトを起点に、必要な空間ごとに求める機能、役割をはっきりさせていきます。そうすることで設計・施工会社にも新オフィスのイメージの共有がしやすくなり、満足できるオフィス移転、改装を実現することができるでしょう。どういう空間にしたいのかは、各空間ごとに明確になっている方が良く、デザイン事務所もクリエイティブの中に新オフィスへの意図を反映しやすくなります。施主側が完成後に満足度を得やすいのは言うに及ばずです。
では、応接室や会議室が「成約につながり易い」「有意義な話し合いができる」ようになるにはどのようなポイントを抑えれば良いでしょうか。
ここでの本題の応接室とは、どのような空間なのでしょうか?
必要スペースをテーマや用途で区分する「ゾーニング」という作業がありますが、オフィスにおけるゾーニングで決めなければならない代表的なところは以下のようなものです。
応接室はこの中の「来客と社員が利用する」にあたります。応接室と会議室の両方に利用する企業もあれば、別々に設けるところもあるでしょう。また、何人ぐらいの人間が、どのような形で使用するかも企業規模によってさまざまです。
そうした空間としての位置付けを明確にすることで、レイアウト、オフィスデザインの考え方がはっきりしてきます。それでは、以下に応接室のレイアウトのポイントを紹介していきます。
オフィスレイアウト上、重大な問題がない限り、来客を招く応接室、会議室の場所は入口付近にしましょう。
その理由は大きく2つあります。1つ目はセキュリティの問題です。応接室、会議室は外部からのお客様を迎えるための場所となるため、できるだけ社内の作業スペース、執務室と離したところに設置するのがおすすめです。特に個人情報や重要機密を扱うような部署は、なるべく応接間と離れた場所にレイアウトすると良いでしょう。また仕事をしている中では、どうしても整理・整頓が行き届かないケースもあります。そういった雑然とした状況をお客様の目に触れさせるのは得策ではありません。
2つ目はお客様の動線です。受付から応接間までの移動は、お客様がストレスを感じることがないよう、できるだけスムーズに行うのがベストです。お客様が通る道筋はできるだけ余裕をもったレイアウトにし、観葉植物や絵画などを飾り付け、華やかな雰囲気にすると良いかもしれません。
執務室と応接室・会議室が併設されたオフィスレイアウトも見かけますが、基本としては執務室と応接室・会議室をしっかりと分けることをおすすめします。
UNION TECでは、綿密なヒアリングを通じてオフィスの現状、オフィスに対するご要望を踏まえた上で、オフィスデザインや空間全体の雰囲気に“御社の想い”を反映していきます。
「どのような会議室がいいのか、具体的にイメージがわかない…」というクライアント様もお気軽にご相談ください。これまで数多くのオフィスデザインを手掛けてきた経験と実績をもとに、具体的なアイデアやデザインをご提案させていただきます。
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