オフィスには、デスクや書棚、椅子、ロッカーなど、必ず必要となる家具類があります。いくら凝ったオフィスデザインを考えたとしても、インテリアのコンセプトがそれと合っていなければちぐはぐな印象になってしまいます。オフィスデザインを検討するときは、インテリアについても合わせて考えるようにしましょう。
「デザイン性の高いお洒落なデスクで仕事をしたい」という希望があったとしても、従来型の島型レイアウトのオフィスに雲型のデスクを導入することはできません。
オフィスインテリアは、「そこで仕事を行う」ということが大前提です。デザイン性の高いインテリアは、機能性に特化したものに比べて場所を取る場合や、収納が少ない場合もあります。場所を広く使うオフィスデザインや、収納が必要ないフリーアドレス型のオフィスではない場合、スペースに余裕がないこともあるでしょう。そういうときは、インテリアの色や素材を変えて変化をつけてみましょう。
無難な紺色や黒色の椅子を、明るいグリーンやオレンジに変えるだけでも、オフィスの中がぱっと明るくなったように感じられるはずです。
オフィスのインテリアを選定する際は、サイズや形が希望に合っているかどうか、必要な機能が果たせるかどうか、インテリアのコンセプトに合ったデザインかどうか、という順で選定していくのがおすすめです。
執務スペースとは異なり、休憩スペースやエントランスに置くインテリアは、機能性や形がそれほど限定されません。そのため、よりデザイン性を重視して選定することができます。
時計や椅子、テーブルなど、ひとつひとつのインテリアの色や材質にこだわって選んでみましょう。もちろん、全体で統一したイメージを持つことが大切です。ばらばらに買いそろえていくのではなく、同一コンセプトにのっとって選択することで、意図した雰囲気のスペースを作ることができます。
インテリアを利用して、受付、執務スペース、休憩スペースの雰囲気を変えてみると、それぞれのエリアの持つ特徴が顕著に表れます。
エリアごとにインテリアコンセプトを変えてみてはいかがでしょうか。飾り棚や、実用性の高くない照明など、「遊び」としてのインテリアを配置するのもおすすめです。
「オフィスのインテリア」として多くの企業が採用しているものに、グリーン、つまり観葉植物が挙げられます。こうした観葉植物は、オフィスの開設祝いや移転祝いとして贈られることもあれば、自社で購入することもあるでしょう。
植物にはリラックス効果があるため、業務を行うスペースにいくつか配置することで、温かみのある雰囲気を作りだすことができます。また、応接室に置けば高級感を出すこともできるでしょう。ただし、鉢植えの中には、かなり大きく、背が高いものもあります。従業員が移動する際に邪魔になるような場所に置いてしまうと、蹴飛ばしたり、ひっくり返したりといった事故の原因になるため、注意しましょう。床に余裕がない場合は、天井からつり下げるタイプや、壁に貼って鑑賞できるタイプのものを利用するという手段もあります。
オフィスのインテリアは、「業務に必要な機能を十分に備えているものである」というのが最低限の選定条件です。インテリアを選ぶときは、それだけでなく、デザイン性や、それぞれのインテリアが置かれる場所に合った雰囲気のものを選択するようにしてみましょう。そうすることで、よりオフィスの居心地をよいものにできるはずです。インテリアを見直して、オフィスのイメージチェンジをしてみてはいかがでしょうか。
オフィスづくりノウハウ オフィス家具のレイアウトを考えるときに注意するべき3つのポイント
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