オフィスレイアウトにおける間仕切りの有用性
ノウハウ 2023.11.14

オフィスは間仕切りすることでさまざまな空間演出ができます。間仕切りの種類によって印象は変わりますが、メリットやデメリットはどんなものがあるでしょうか。オフィスレイアウトにおける間仕切りの効果を考えてみましょう。

オフィスレイアウトにおける受付についていろいろと紹介します。

 

間仕切りの種類

はじめに知っておきたいのは間仕切りの種類です。実際に間仕切りをしてオフィスレイアウトを行う場合はデザイン会社に依頼するのが一般的ですが、発注側も知識として吸収しておくとイメージしやすくなります。間仕切りの種類は、スチールパーテーションとアルミパーテーションの2種類に大きく分けられます。

この他にはLGS壁も間仕切りに使われることが多いです。LGS壁はスチール製のフレームに石膏ボードの組み合わせという比較的手頃な価格のもので、完全に視界が遮られる作りになっています。まさに「壁」という仕上がりと言えばいいでしょう。これに比べてスチールパーテーションとアルミパーテーションはバリエーションに富んでいます。

どちらも全面がガラスになっているタイプやパネルで目隠しができるもの、そして可動式にできるものなどがあります。アルミはスチールより価格が抑えられ、軽量というのが特徴のひとつです。

 

間仕切りの必要性・メリット

オフィスレイアウトをする上で間仕切りが必要になるのはどんな時でしょうか。

近年は仕切りの少ないフラットなタイプのオフィスが好まれています。広がりのある空間演出で開放感を得るだけでなく、コミュニケーション動線の面で考えれば、仕切りの少ないオフィスは業務の効率アップに役立つと言えるでしょう。しかし、時には分けることも必要な場面は出てきます。例えば会議室や来客との打ち合わせスペースなどです。間仕切りで遮ることで、他とは違う独立した空間ができあがります。他の業務と異なる作業を行う時は間仕切りでスペースを分けることで集中できたり、気分を変えたりできるのはメリットと言えるでしょう。また、ただ間仕切りをするのではなく素材を生かしてデザイン性を持たせれば、フラットな空間の中にアクセントをつけることができます。

機能のひとつとして考えるより、空間演出として捉えるのがいまどきのオフィスレイアウトです。

 

間仕切りのデメリット

一方、間仕切りをすることで考えられるデメリットもあります。

オフィスの広さに対して間仕切りし過ぎてしまうと圧迫感が目立ってしまうので注意しましょう。作業や目的によっては、視界が遮られることで逆に落ち着かない空間になる場合もあります。また、動線を無視した状態で間仕切りしてしまうのは、作業効率が落ちてしまうので避けたいことです。OA機器や書棚など部署ごとできれいに分けられないものがある場合は、間仕切りがあることで不便な状況を作り出してしまうというデメリットが出てきます。社員一人ひとりの空間が十分ではないオフィスの場合は、間仕切りすることで狭さが強調されかねません。

間仕切りは大きな工事を伴わずにできるので、手軽にオフィスレイアウトを変えたい時にはおすすめです。いつでも元に戻しやすいという性質はありますが、実際に戻すには施工会社に依頼しなければなりません。やたらと間仕切りすることはせず、動線や必要性を十分考えて行いましょう。

 

間仕切りを使ったスペース活用法

オフィスレイアウトを考える時には、部署ごとで全部区切ってしまう必要はありません。

しかし、間仕切りを使って上手にスペースを活用できれば、作業効率が上がったりオシャレな空間演出ができたりという効果が期待できます。間仕切りの種類を生かした活用法を紹介しましょう。ガラスを使ったパーテーションは近年人気の間仕切りです。会議室や打ち合わせスペースの間仕切りを全面ガラスにすることで、開放感はそのままに空間を分けることができます。

しかし、来客との商談や集中したい会議の場合は他の人の視線を和らげたいものです。そんな時にはガラスの一部にスリガラス風のシートを貼って視界を軽く遮るという方法があります。また、カラーパネルをところどころはめ込んでアートとして楽しむのもいいでしょう。また、パネルには木目調のものなどもあるので、シックで落ち着いた空間にすることも可能です。

 

何を重視するかで活用法は変わる

間仕切りは、使い方次第でオフィスの印象を変えてくれます。間仕切りの種類をどんなものにするか、またどこに活用するかを考える前にオフィスの中で何を重視したいかを考えてみましょう。開放感を重視するのか、動線やコミュニケーションを優先するのか、またはプラバシーや機密性を重視するのかで選び方は変わってきます。オフィスレイアウトをする上で、すべての部分に間仕切りをするより、必要な部分にだけ使うのも良い方法と言えるでしょう。工事で完全な壁を作ってしまうより、パーテーションでの間仕切りはその後のオフィスレイアウトの変更にも柔軟な対応が可能です。オフィスのコンセプトや業務効率なども考え、機能性を備えたオシャレな空間演出をしましょう。

 

 

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