オフィス内ミーティングスペースのユニークなデザインやポイントを解説
ノウハウ 2023.10.12

ミーティングスペースは、社員がアイディアを共有し合い、クリエイティブな場として機能します。しかし、実際のオフィスにおける議論や打ち合わせの場所は、通常、クローズドな会議室のような空間が多いでしょう。

自由な発想や新しいアイディアの育成を促進し、社内外でのコラボレーションを活発化させたいと思っている方もいるかもしれません。ミーティングスペースは、多目的に活用されるべきであり、その設計や機能にどのような視点が求められるのでしょうか? この記事では、コミュニケーションを活性化するためのミーティングスペースの役割や特徴に焦点を当て、企業のデザイン事例も紹介します。

 

コミュニケーションを円滑にするスペース作りのヒント

事例:ユニオンテック 株式会社

「会議」という言葉は、しっかりとした意思決定の場を指します。一方で、「ミーティング」は、情報の共有やアイディアの共鳴、確認作業など、より日常的なコミュニケーションを目的としています。そんなミーティングのためのスペースは、伝統的な会議室とは違った、オープンな雰囲気を持つ場所が良いでしょう。

以下、スペース作りの際のポイントをまとめてみました。

 

1. ミーティングスペースを作る目的を明確にする

ミーティングスペースを設置する目的をしっかりと考えることが大切です。例えば、主にクリエイティブなアイディアの共鳴を目指すのであれば、開放的なスペースを作るとよいでしょう。一方、部門間の打ち合わせや、外部の方との情報共有が中心であれば、プライバシーを重視した閉じた空間が適しています。

既存の会議室が閉鎖的なものである場合、新しく設けるミーティングエリアは、創意工夫が生まれやすい環境を心がけると良いです。

 

2. オフィス全体とのバランスをとる

オフィスの大きさや形状に合わせて、ミーティングスペースの位置やサイズを考慮します。エントランス近くや共有エリアに位置することで、アクセスしやすさを重視することもあります。また、オフィスの広さに合わせて、複数の目的に合わせた使い方ができるよう工夫するのも一考です。

 

3.デザイン・インテリアを選ぶ際のヒント

空間のデザインやインテリアは、その場の雰囲気を大きく左右します。壁の色や素材、家具の配置など、多岐にわたる選択肢を検討し、最適なものを選んでください。そして、スペースを使いやすくするための必需品や便利グッズも忘れずに用意しましょう。

 

必要なアイテム例

  • テーブル
  • 椅子
  • ホワイトボード
  • スクリーン
  • プロジェクター
  • レーザーポインター
  • 電源タップ
  • マイク
  • ウォーターサーバー など

 

しっかりとした下準備や環境整備は、ミーティングの質を高めるカギとなります。目的に合わせたスペース作りを、是非とも楽しんでみてください。

 

オフィスのミーティングスペースをアレンジする際のキーポイント

事例:株式会社アクシス 様

オフィスに新しい会話の場を作ったり、既存のエリアを再構築する際に、どのようなポイントに気をつければ良いでしょうか。

以下、その詳細についてお話ししましょう。

 

プライバシーの確保は必須

会話の場として利用するスペースでは、企業の重要な情報を扱うことも多いですよ。外部の方が来る場合、安心して情報交換ができる環境を提供することが大切になります。オープンなエリアで会話の場を作る場合は、視線を遮る工夫や、音の外部への拡散を防ぐための対策を行いましょう。

完全に独立したスペースとして設ける場合には、適切な防音の設備が整っているかのチェックも欠かせません。

 

アクセスしやすさを心掛ける

会議エリアは、社員だけでなく、外部の方も利用することを前提として設計することが重要です。来客時に案内しやすい位置にあると、無駄な移動や時間のロスを防ぐことができます。また、外部の方がオフィス内を移動する際に、社員の作業エリアを通らないようにレイアウトを計画することで、情報保護にも繋がるでしょう。

 

企業の魅力を最大限に発揮

会話の場は、社外の人々に対して企業のイメージやビジョンを伝える大事な要素となります。会議エリアのデザインやインテリア選びにおいて、企業のアイデンティティやブランドコンセプトを表現することで、訪問者に強い印象を与えることができるでしょう。

ミーティングの場所を整える際には、プライバシーの確保、アクセスの便利さ、そして企業のキャラクターを反映させることが大切になります。これらのポイントを取り入れて、効果的な会議エリアを作り上げましょう。

 

適切なミーティングスペースの選び方

ミーティングは、新しいアイディアを生み出すための重要なプロセスです。それをサポートするスペースは、ミーティングの質を大きく左右する要因の一つになります。

以下に、オフィスの規模と用途に合わせた、ミーティングスペースの例を挙げてみました。

 

1. 社内ミーティング・ブレスト

  • 特徴:ブレインストーミングのような、アイディアを飛び交わせるためのミーティングでは、開放感のある空間が求められる。
  • 提案:壁にガラスを使用することで、空間に明るさと透明感を持たせ、開放的な雰囲気を作り出す。

事例:株式会社アクシス 様

事例:株式会社Y’s & partners 様

 

2. 来客対応

  • 特徴:外部の人との打ち合わせやミーティングのため、一般的な会議室とは異なる、もう少しカジュアルな空間が好ましい。
  • 提案:使用する家具は、頻繁にレイアウトを変える必要がある場合は軽量なもの、役員やVIP客を迎える際は高級感のあるものを選ぶ。

事例:株式会社ファーマインターナショナル 様

 

3. 個別面談

  • 特徴:少人数での対話やディスカッションを目的とするスペース。圧迫感を与えない明るくリラックスできる空間が望ましい。
  • 提案:木の家具や室内植物を配置することで、ナチュラルで温かみのある空間を作る。 

事例:アイグッズ株式会社 様

 

4. リフレッシュスペース

  • 特徴:仕事の合間に一息つくための場所。ここでのコミュニケーションは、日常の業務とは異なり、よりフリースタイルであることが期待される。
  • 提案:軽食や飲み物を楽しんだり、カジュアルな会話をするための設備や家具を配置し、リラックスできる雰囲気のスペースを心がける。

事例:セルソース株式会社 様

事例:ソウルドアウト株式会社 様

 

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これらの事例を参考に、オフィスの環境やニーズに合ったミーティングスペースを設計することで、より質の高いコミュニケーションが生まれるでしょう。

 

まとめ

事例:株式会社データX 様

ミーティングスペースは、単に人々が集まり意見を交換する場所以上のものです。それは、会社の魅力や文化、そして創造性を映し出す鏡とも言える場所と言えます。適切に設計することで、新しいアイディアの芽生えやチーム間のコミュニケーションの活性化が期待できるでしょう。既存のオフィス空間に、少しの手を加えるだけで、新しいミーティングエリアを実現することも十分に可能です。

壁や家具の配置を変えるだけで、空間の使いやすさや雰囲気は大きく変わるでしょう。

 

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