毎日目にしているはずのオフィスの照明ですが、具体的にどのようになっているか、すぐに思いだせるでしょうか。 照明の良し悪しは、業務効率にも関わってくる重要なものです。オフィスの照明に不満があるという方も、今は特に何も感じていないという方も、この機会に、照明について考えてみてください。
オフィスの照明について検討する時の基本のポイントは3点あります。
まずは、必要な明るさがどのくらいかということです。これは、照明の持つ一番大きな役割ですから、当然、とても重要な点です。 照明は、明るければ明るいほど好ましいということではないので注意しましょう。明るすぎても眩しくて目が疲れてしまいます。ただし、オフィスで利用する以上、書類が見づらいような薄暗い照明は論外です。
次に、照明の配置が挙げられます。光をどこからどのように当てるかによって、ものの見え方は様々に変化します。写真を撮るときを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。 影がどうできるのか、仕事の邪魔にならないかといったことについて考える必要があります。照明の配置は、もともと決まっていて選べない場合もありますが、手元が陰になったり、照明の真下で眩しすぎて業務の妨げになったりすることがないよう、意識しておきましょう。
最後に、照明の点灯管理についてです。必要な場所だけをオンオフできるのか、それとも全体がひとつのスイッチになっているのか、連動すると不便な場所が連動してしまっていないかどうか、事前に確認しておきましょう。
昨今、多くのオフィスではパソコンを使った業務が当たり前になっています。ひとり1台どころか、ひとりで複数台のパソコンを使っている方や、デュアルモニタで仕事をしているという方も多いでしょう。ところが、照明の明るさや角度、種類によっては、モニターに光が反射して画面が見えづらくなってしまうことがあります。
このようなちらつきは、目にとって負担となるだけでなく、業務を行う上でのストレスにもなり、効率低下を招きます。照明の配置や種類を工夫するようにしましょう。 照明を変更できない場合は、モニター自体にちらつき防止用のフィルターを付ける方法もあるので、必要に応じて利用してみてください。
オフィスの電気代は、一般家庭とは比べ物にならないほど高額になります。このような電気代も、オフィスの照明をLEDなどの省エネ対応照明に変えることで抑えることが可能です。
さらに、不要な部分の照明だけを消しておけるかどうかや、日の光がどの程度室内に入るのかも照明効率に関係してきます。 照明を考えるときは、導入時のコストだけでなく、使い続けた場合のコストについても併せて検討するようにしましょう。
その場に適した照明の色や種類、明るさは、利用する場所によって異なります。同じオフィス内であっても、集中して業務にあたる執務スペースでは比較的明るい白色の蛍光灯が一般的ですが、一方で、休憩スペースや創造性の高い業務を行うエリアなどでは、間接照明なども利用されています。 敢えて光を抑えることで、リラックスしたり、アイディアを生み出したりしやすい環境を作る効果が期待できるためです。
オフィス内の照明を一貫して同じものにしてしまうことは簡単ですが、それぞれの場所に最適な明かりが配置されているかどうか、考えてみることも大切です。
オフィスの明かりは、業務効率や企業の経費に直結することもあるものですから、慎重に検討するようにしましょう。配置そのものを変えられなくても、利用する電球を変えることで色合いや明るさを変更することが可能です。合わない照明をストレスに感じている従業員がいないかどうか、一度聞きとり調査をしてみるのもいいのではないでしょうか。
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