クリニックを開院するにあたって、空間作りは重視したいことの一つでした。なんと言っても、お客様の人生が変わる場所だから「ワクワクでき、安心できる空間に」、そんな気持ちが強かったですね。
突然ですが、私いくつに見えますか?
実は、42歳なんです。自分で言うのはとても恥ずかしいのですが、年齢を明かすと必ず「若く見えますね」「42歳に見えない」「信じられない」など、感嘆のお言葉をいただきます。美容整形で、見た目を若くすることができるということをお伝えしたいんです。
もともと私は目の下にクマがあり、さらに一重だったので見た目にはかなりのコンプレックスがありました。そんなことから、美容外科を訪ね、お顔のシミュレーションをしていただいたんです。その顔を見てたいへん驚き、同時にこんなにも変われるのかということを知り、手術をすることを決断しました。本当に嬉しかったですし、とても高い満足感が得られました。その時のことは、今も忘れられません。こんな思いを多くの方に実感してもらいたい。そのことが、美容形成外科医を目指す原動力になったのは間違いありません。
そしてこの度、2023年12月に独立し「Credo Clinic(クレドクリニック)」を開院しました。
勤務医時代には多くのことを学び、さまざまな経験をしましたが、さらに自分のポリシーを持ってこの仕事をやっていきたい思いが強くなり、独立に至りました。とにかく、お客様の要望を丁寧に汲みとった医療を提供していきたい。自分がかつてそうであったように、お客様一人ひとりのコンプレックスやネガティブな気持ちと向き合って、少しでも満足してもらえるようにとの思いでスタートを切りました。
クリニックを開院するにあたって、空間作りは重視したいことの一つでした。なんと言っても、お客様の人生が変わる場所だから「ワクワクでき、安心できる空間に」、そんな気持ちが強かったですね。ですので、空間を作っていただくパートナーさん選びはとても重要だと考えていました。今回、ユニオンテックさんにご依頼させていただいたんですが、この出会いは私にとって、大きな喜びとなりました。ユニオンテックさんは、勤務医時代の同僚だった医師から紹介してもらったんです。内装デザインのご提案をいただいたのは全部で4社でしたが、その中でユニオンテックさんのご提案は群を抜いており、お世辞抜きに本当にワクワクさせられましたね。もちろん、デザインがとても良かったことがご依頼の決め手だったんですが、理由がもう一つあるんです。デザイン提案の前にウェブ会議の機会を設けていただき、私の要望をたくさんヒアリングしてくださった時のことです。はじめはこちらから具体的なことをしっかりお話したわけでもなかったんですが、ユニオンテックさんと改めてディスカッションを行ったことにより、私の中からいろんな要望が湧いて出てきたといいますか。ぼんやりとしていたイメージをどんどん具現化してもらえましたし、今思えばそのプロセスを経たことで信頼関係ができ、その後のご提案内容に強く惹きつけられた気がしています。
最終的に、完成した空間はラグジュアリーホテルのようなイメージに仕上がり、たいへん満足しています。処置室それぞれに壁紙やカーテンなどのデザインが異なり、雰囲気の違いが楽しめるんです。木目調がメインになっていますが、濃い色のシックな部屋や明るいカフェのような部屋もあり、多彩な印象になりました。そのほかにも、大理石調のお部屋はとても高級感があり、お客様だけではなくスタッフにも好評です。少し広いVIPルームの処置室もご用意し、フレキシブルな対応ができるようにしています。
また各所で調光やBGMの音量調整が可能になっており、お客様に安心していただけるような工夫もあります。そして、今回のご提案の中でたいへん驚いたのが、躯体である円柱を活かしたデザインでした。院内のところどころにある円柱は存在感がありすぎて、物件を契約した段階では少しネガティブに捉えていました。しかし、目立つ存在だからこそあえてそれを活かすというご提案は他社にはなく、とても斬新でした。円柱それぞれに木目やラメ素材などのマテリアルを巻きつけた装飾になっているんです。今では自慢のスポットの一つとなりました。また、クリニックのロゴデザインもご提案いただき、採用させていただきました。ピンクと黒を基調にしたシンプルなデザインは私のお気に入りです。ご提案時にたくさんのデザイン案をいただいていて、どのアイデアも捨てがたかったので、デザイン案が一覧になったものをポスターにして壁に飾っています。おかげさまで、いい感じのインテリアになりました。
私たち、Credo Clinicのコンセプトは、「美容医療を最高の体験に」という言葉を掲げ、美しくなることは最高のエンターテインメントであるということを信条にしています。ひと昔前までは、美容整形といえばネガティブに捉えておられる方も少なくなかったのですが、昨今では身近に感じる方も多く、とくにメンタルヘルス面においても高い有用性が示されているといった話を耳にすることも増えました。美容整形外科は、精神科と並んで人の心を救うことのできる分野であると自負しています。あらゆるお客様の「美の追究」のお手伝いとして、満足度の高い美容医療をご提供できればと思います。