La villa Hiroo
広尾に新規開業した美容クリニックは、上質なリゾートをコンセプトにした、風が抜けるような快適さと非日常を感じさせる空間。
天然の木材や石材を多用し、素材感を大切にしたデザインに仕上げました。
ドクターの優しく温かい人柄も感じられる設えで、唯一無二のクリニックを目指しています。
左官壁や石、海を感じさせる青、そして植栽や天然木などのアースカラーを使用し、素材感を重視したデザインがベースになったクリニック。天井に傾斜をつけることで広がりを感じさせ、ゆとりのある空間を演出しています。
さらに、エントランスからの動線には、有機的な曲線を取り入れ、地中海リゾートの建築やインテリアに見られる意匠を採用し、風通しのよい優しい雰囲気を作り出しています。
待合いスペースには、経年変化を楽しめる木のオブジェを配置。また、シーリングファンを設置することで、非日常感あふれる空間に仕上げました。
クリニック内のあちこちにはアートが飾られ、独特の魅力を加えています。
欅の木をくり抜いた印象的なオブジェは、ツルリとした部分とザラついた部分を組み合わせ、質感に変化をつけています。「一人一人の良さを尊重し、あなたらしさに磨きをかけることができる」というメッセージを込めました。
スパをイメージした施術室は、琉球石灰岩を用いた石組みの壁面が印象的な空間です。同じ素材が待合スペースにも使用され、全体の統一感を演出しています。
照明器具にはラタンを使用した特注品を採用し、さりげなくエスニックなテイストが感じられるデザインとなっています。
さらに、調光・調色が可能な照明を設置し、医療だけでなくリラクゼーション目的など、多用途に対応できる個室空間となっています。
VIPルームは、高級リゾートホテルの客室をイメージしてデザインされています。
特徴的な照明器具は、スチール材を網目に切り抜き、曲げ加工した特注品。また、テーブルは有機的なフォルムで、大理石を模して作られています。
カーテンを開けると、自然光が差し込み、空間がさらに美しく広がります。
待合エリアから仕切られた物販スペースは、ガラス壁で区切られ、曲線的なデザインが特徴。個室のような落ち着いた雰囲気で、お客様に合う商品をゆっくりと選んでいただくことができます。
キッズルームはブルーを基調にしたカーペットと、ファブリック素材の印象的なスツールが特徴です。子どもっぽさを抑え、洗練されたプライベート感のある空間に仕上げています。
施術室や手術室に飾られているアートは、クリニック内で使用した建材を組み合わせて製作されています。医療行為を行う部屋にも、全体のデザインが統一されています。
La villa Hiroo 様
https://la-villa-hiroo.jp/
東京都渋谷区広尾5丁目7−35 広尾コンプレックスビル2F