オフィスのファミレス席メリット3選!コミュニケーション活性化の事例解説
ノウハウ 2023.10.12

オフィスのコミュニケーションスペースでよく目にするのが、小型のテーブルと組み合わせたソファブース、いわゆるファミレス席です。会議室や応接室のような閉じた空間とは異なり、オープンかつ落ち着いた場所として、社員間のコミュニケーション活性化に寄与しています。

この記事では、実際の事例をもとにオフィスのファミレス席の魅力を伝えます。

 

個別空間の存在意義とは?

一体、会議室や応接室のような場所は何のために存在するのでしょうか。情報漏洩の防止、集中した商談やミーティング、価値あるクライアントのホスピタリティーなど、多岐にわたる目的で個別の空間が形成されています。

では、オフィスにおいて、こうした独立した空間を作る手段は?ローパーテーションの簡単な設置や、スチールやアルミを使用してパネルを組み立てるハイパーテーション(施工型パーテーション)、あるいは、軽鉄フレームに石膏ボードを取り付ける造作壁が主流です。

パーテーションでの区分には十分なスペースが求められます。さらに、会議テーブルやチェア、ソファなどのオフィス家具も必要です。次に、このような伝統的な方法とは異なるファミレス席という新しいアイテムを詳しく見てみましょう。

 

ファミレス席がオフィスに登場した背景

通常、会議室や応接室は、そのエリアを特定し、専用のスペースとして設定されます。

しかし、機密性が要求されるような重要な会議以外では、完全な閉鎖空間は必ずしも必要ではないことも。そんなとき、手軽にスペース効率よく設置できるファミレス席は、会議室や応接室の良い代替手段として、またレイアウトの柔軟性の点でも注目されています。この流行は、現代の多種多様な働き方への対応策としての役割を果たしているのかもしれません。

 

ファミレス席の感想

実際に使用すると、どんな感じがするのでしょうか。ファミレス席の一番の魅力は、その背後の高いパネル部分です。この特徴的なパネルにより、座ってすぐに視界は自然に制限され、まるでプライベートルームにいるかのような感覚を得られます。さらに、半開放的な構造のおかげで、外部の音が一定に遮断され、一つのタスクにしっかりと集中できる環境が整っており、同時にプライバシーも守られています。

 

ファミレス席の導入でオフィスが得られるメリット

スタイリッシュで開放感のあるファミレス席をオフィスに設置すると、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。以下で、ファミレス席を採用することで企業が享受できる利点について詳しく説明します。

 

1.リラックスした雰囲気とスムーズな対話

周りが適度に囲まれたこの独特なスペースは、個室のような心地よさを与え、自然とリラックスできる効果があります。また、通常の会議テーブルよりも相手との距離が近いため、コミュニケーションが取りやすくなります。正式な会議室では、参加者同士の距離感が遠く感じられることがあり、発言しにくいことも。ファミレス席なら、安心して活発な意見交換が可能で、新しいアイディアが生まれるキッカケになることも。

事例:株式会社データX 様

 

2. スペース効率と高いレイアウト変更の柔軟性

部屋を間仕切りして会議室を作成すると、オフィスのレイアウト変更時には、工事や追加の費用がかかってしまいます。しかしながら、移動可能なファミレス席を選択すれば、オフィスの配置変更が容易になり、コストも抑えられます。スペースを有効活用しつつ、レイアウトの自由度を追求できるのが、ファミレス席の大きな魅力といえます。

事例:株式会社エクストリーム 様

 

3. 会議室よりアクセスしやすい

オフィスに設置されるファミレス席の大きなメリットの一つは、手軽にアクセス可能であることです。急遽、打ち合わせや会議を開きたいと思った時、すでに会議室が使用中であることはよくあるケースです。ファミレス席ならば、瞬時にその場所が使用可能かを把握でき、小さな議論から大きな会議まで、幅広く対応可能です。情報の共有や社内コミュニケーションを活性化するためにも、ファミレス席は非常に効果的です。

事例:株式会社アクシス 様

事例:TBSスパークル 様

事例:野村不動産株式会社( H1T ) 様

 

4. 応接エリアとしても活用できる

オフィススペースの制約から、専用の応接室を設けることが難しいと感じている企業が増えてきました。このような場合、ファミレス席が応接エリアの役割を果たすことができます。もちろん、高級感や格式を求める場合には難しさがありますが、訪れたお客様がリラックスできる雰囲気を提供することは可能です。また、オープンな環境で社内の活動を垣間見ることで、企業への信頼感を高める効果も期待できます。

事例:株式会社スマートエデュケーション 様

事例:ジャパン・プラス株式会社 様

事例:株式会社アクシス 様

事例:株式会社Y’s & partners 様

 

まとめ

ソファーブースは、ただの打ち合わせスペースだけでなく、様々な用途での活用が考えられます。ランチタイムには、同僚たちとの憩いの場となり、一人の時間を重視したいときは集中スペースとして利用され、また短い休憩時間にはリフレッシュのための場所としても使われます。間仕切りを用いることだけが、プライベートな空間を持つ手段ではない。多岐にわたる仕事のニーズや作業者の要望に応えられるオフィス環境を目指すなら、多機能に使用できるファミレス席は最適です。

ファミレス席を導入することで、オフィスのレイアウトの柔軟性が増し、働くスタッフが更に快適に業務を進めることができます。その導入を一度検討してみるのはどうでしょうか。

 

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