オーダーメイドサロン ミアンジュ様

重厚で高級なサロンでもなければ、ことさら若い人向けのサロンでもない。
ターゲットする女性が気軽に入りやすく、それでいて上質な空気が漂うパリっぽい空間を創ろうと考えたんです。

 

まさに、パリの街中にあるようなサロン。コンセプト通りの空間ができました。

オーダーメイドサロン ミアンジュ
マネージャー 湯浅 正次 様

 

価格とビジュアルのわかりやすさが決め手

オーダーメイドサロン・ミアンジュは、2014年9月にオープンしました。
オーナーはワインバーなどを経営していますが、こうしたエステサロンは初の試み。5月頃に施工業者をあたり、3社のプレゼンを受けた結果、6月にユニオンテックさんへの発注を決めました。

決め手は、価格がリーズナブルだったことに加えて、ビジュアルの提案が優れていたことですね。
他社さんは平面図しかなかったのに、ユニオンテックさんは最初の段階からパース図を作って提案してくれました。プレゼンもわかりやすかったし、美容関係の知識が豊富なことも伝わってきました。

実は、ユニオンテックさんを見つけてきたのは当店のエステティシャンなんですよ。webを見ての直感が当たっていたということですね(笑)。

 

価格についても明朗というか、落とし所がはっきりと見えました。どの会社にも2,3回来ていただきましたが、他社さんは金額について尋ねると「これぐらい」とは言うものの、「後は話し合いつつ…」というニュアンスで、はっきりとした額が見えてこなかった。
わかりやすいのが一番です。

パースイメージに触発された

ミアンジュのコンセプトは、パリの街中にあるようなエステサロン。ターゲットは、近隣の地域に住む30代半ばから50代半ばで、美容意識が高く、所得でいうと中間層よりもやや上の女性です。駅で言うと、あざみ野駅から新横浜駅まででしょうか。
電車や地下鉄を使っての移動も難なくこなすアクティブな層です。

サロンというと完璧な非日常型の空間を創造している店がたくさんあります。しかし、ミアンジュは日常と非日常の中間を目指しました。
重厚で高級なサロンでもなければ、ことさら若い人向けのサロンでもない。
ターゲットする女性が気軽に入りやすく、それでいて上質な空気が漂うパリっぽい空間を創ろうと考えたんです。

 

このコンセプトをユニオンテックさんはしっかりとデザインに落としこんでくれたと思います。
プレゼン前にはコンセプトはすべての会社に伝えましたが、ユニオンテックさんからの提案が一番良かったんですよ。

壁には淡いベージュ色のタイルを用いてフレンドリーかつ洗練された表情を醸し出してくれましたし、細い通路も巧みにカーブを取り入れてあるので優雅に見えます。
単なるスペースではなく、デザインチックな空間を演出しているんですね。

天井は、照明の影響でオレンジに見えますが、塗りでピンクに仕上げてあります。
全体のカラリングやデザインとよくマッチしている床も非常に気に入っています。

 

出来上がりはほぼ最初のパース図のイメージとおりで。Webサイトや名刺を作るときには、店のデザインに合わせたほどです(笑)。
テーブルも、空間のイメージに合わせて楕円形のものを選びました。私たちの方がパース図に触発された格好ですね。

納得がいかない。と、クロスを三回貼り直し

施工がスタートしたのは7月頭で、8月前半に引き渡しですから、スケジュール的にはかなりタイトでしたが、短い期間の中でよく完成に至ったなと思います。

実は、仮引き渡しの後、いくつかの箇所の仕上げに細かく注文を入れたんですよ。でも、迅速に対応してもらった。
仕上がりには満足しています。

施工の最中には何度か足を運びましたが、ユニオンテックさんの現場監督さんがいつも丁寧に進捗状況について説明してくれました。
こちらの問いに対する答えは的確で、近隣への配慮についても申し分ありません。
こちらが買ってきた棚を付けてもらったり、段ボールを片付けてもらったりと、ずいぶんと無理をお願いしました(笑)。

プロのこだわりはすごいなと関心したのが、サロン内の施術室の壁紙のごわつきを目にしたときです。
ユニオンテックさんは「納得がいかない」と三度もクロス貼りの職人さんに貼り替えをお願いしていました。

こうした現場では、なあなあになってしまうことが少なくないと思うのですが、ユニオンテックさんにはそれがない。
現場をしっかり管理されているんだなあと思いました。視線がお客さんの方を向いているんだなあと実感したエピソードです。

内装についてお客様と話が弾むことも

店のグランドオープンは9月からですが、すでに8月下旬から知り合いのお客様を対象にプレオープンに入りました。
友人知人に声をかけて、8月末日に、スペインバルのお店でオープニングパーティを開き、割引チケットを配布して、いまオープンに備えているところです(2014年8月取材)。

スタッフの評判も上々ですよ。曲線を駆使した空間になるとは思ってもいなかったようで、「限られた空間が広く見える。
開放的なイメージ」と好評です。

プレオープン中に来店いただいたお客様からも好意的な意見をたくさんいただきました。内装について話が弾むことも多いようです。

特に、「タイルがいいわね」「天井もきれいだわ」といった声が多いですね。
エステサロンを初めて利用するという方からも、「タイルの印象がとても良くて、緊張がほぐれました」と声をかけていただきました。

 

私も、アールがかった表現のタイルは一番気に入っている部分です。
白を基調にしたアイボリーの空間は、お客様にリラックスしていただける一番の要素だと思います。

こんなふうに仕上がるなんて全くの予想外。タイルや曲線を巧みに取り入れた天井が印象的。
開放的で実際よりも広く感じるし、女性らしさをアピールできていると思います。と、話すのはスタッフの松村さんと勝村さん。

 

地域に根ざしたサロンに育てる

ミアンジュは完全オーダーメイドサロンで、施術室は一室のみ。
施術前にはお客様に丁寧にカウンセリングした上で、気になる点や要望・価格面での希望や回数などをお聞きし、個々のメニューをじっくりと考えて、施術には1時間から2時間をかけています。
お客様のお出迎えから施術、お見送りまでも、すべて一人のエステティシャンが担当しているんですよ。
これは、流れ作業で施術をする大手サロンとは異なる点。お客様に「自分のためだけの空間と時間」と心から体感していただきたいんです。

でもまずはミアンジュを地域に根ざし、地域の方に愛されるサロンに育てていくことが先決ですね。それが可能な空間が実現したと感じています。

 

 

ご相談は
こちら