くすのき薬局 南口店 様

これからの薬局はますますサービスの差別化を図っていかないと残っていくことができません。
こだわった空間の店舗もそれなりにはありますが、サービスそのものも単なる薬局ではなく、変わっていかないといけない思います。

 

リビングのように落ち着く空間は普通の薬局とは差別化ができたと実感。

くすのき薬局
有限会社 リーベル 代表取締役 鈴木 博文 様

 

処方されたお薬を届ける在宅サービスをスタート

弊店の出店は2店舗目になります。14年前に、ここから歩いて5分ぐらいの場所に初出店しました。

「四街道」駅の北口からすぐの場所ですね。今回、反対側である四街道駅の南口店として出したこの店舗では、これまでと同様のサービスに加え、患者様宅に訪問してお薬をセッティングするという在宅サービスをメインに展開します。
昨今、入院する病院が足りていないんです。

そういった事情から、在宅で入院しているような診療などが受けられないかって要望があり、厚労省でも取り組んでいる問題なんです。
このことをふまえ、薬局としての新業態にチャレンジしていこうと思い、今回の出店に至りました。

一緒に仕事をしている妻も薬剤師で、在宅サービスのできる店舗物件を2人で数年前から探していたんです。
たまたま駅前に空き店舗が出たのを発見して、じゃここでやろうって決めたんです(笑)。
でも、借りたの実は2年前なんです。ずっと家賃も払ってたんですけど、いい薬剤師がなかなかいなくて。やるとなったら赤字覚悟じゃないですか。
いい人が入ったら一気にやろうと思ってたんです。

 

薬局と言えばこうっていう概念が一切ない提案に驚きました

ようやく、いい薬剤師と出会い出店に至ったわけですが、普通の薬局とは違う新しい業態にチャレンジするんで、他にはあまりない雰囲気の薬局にしたいという思いが強くありました。

これまでの店舗は8坪しかなくかなり狭い上に、付近に駐車場もないので、正直にいうとゆっくりカウンセリングするような薬局ではなかったんです。
なので新店では、少し落ち着いた感じで接客ができ、じっくりカウンセリングできるような部屋も作り、在宅サービスのお客様の最初のきっかけにもなるような、薬局らしくない薬局が作れたらいいなと思っていたんです。  

今回、施工をするにあたり、4社に見積もりとプランをご提案いただきました。
ユニオンテックさんは、もともとデザイナーさんが前からお付き合いのある方でした。私も彼も前職時代ですね。そんなご縁でお声がけさせていただきました。
各社さんにこちらの要望をお伝えし、ご提案いただいたんですが、ユニオンテックさんだけこちらの想像を超えていたというか。
薬局業界では見たこともない空間デザインでした。一言でいうとセンスがいい。

やっぱり、門前薬局って大体お決まりのパターンっていうか。ここに既製のカウンター、トイレはこんな感じで、とか。
しかし、ユニオンテックさんは、雰囲気のいい感じのプランをいろいろと出してくれたんですよ。そこがポイントでしたね。

でも、金額は高かったです。これ無理だなって(笑)。

 

リビングのような落ち着ける空間に

とくに、斬新な空間を目指したわけではないんです。「家のリビングのようなお店」ってことがコンセプトでした。

今回の新店は、薬剤師である妻が中心となるんですが、落ち着く空間にしたいという考えが強くありました。テレビがあって、ソファーを置いて。
ほんとにリビングみたいな感じで。
ユニオンテックさんの提案はまさにそれ。そういったことを形にして提案してくださいました。

金額面は、細部の仕様をいろいろ打ち合わせし、希望する予算にしていただけました。  

今回完成した空間は、壁に清潔感のあるグリーンが大胆にあり、全体的には木目調でまとまっている。ほんとうに落ち着いた優しい空間に仕上がりました。
面積も18坪ぐらいあるんで、希望でもあったカウンセリングルームもできました。

あと、ユニオンテックさんは薬局づくりのご経験も豊富で、ただおしゃれな空間を作ればいいということではなく、業界のことも理解してくださってるんで安心できました。
細かい話ですけど、棚などの造作なども薬が1000種類以上あることをわかっているからできることってありますしね。

掲示しないといけない案内物などは、磁石入のホワイトボードで。
これもこちらが言うまでもなくプランに入れていただいてました。

一人でも多くのお客様に選ばれるよう

カフェやスイーツ店のような雰囲気にも感じます。外観とかはとくにそんな感じです。入ってみたいっていう外観。

若い方ならとくにそうじゃないでしょうか。
在宅サービスがメインではあるんですが、まずはここに来ていただかないといけないので、そういう意味ではいい店舗ができた。
これまで前職時代も含めいろんな薬局を見てきましたけど、他にはない店舗ができたと思います。  

これからの薬局はますますサービスの差別化を図っていかないと残っていくことができません。
こだわった空間の店舗もそれなりにはありますが、サービスそのものも単なる薬局ではなく、変わっていかないといけない思います。

今回、スタートする在宅サービスにしても、これからどんどん増えてくると思います。すでに他の地域でも増えていますし。
十数年後とかにはピークじゃないかと。そんな時代だからこそ、一人でも多くのお客様に選んでいただけるお店を作っていきたいと思います。

将来的には最大で4店舗ぐらいかなとは考えてます。施工はもちろん、ユニオンテックさん(笑)。

まずは、今回の店舗をがんばります。

ユニオンテックがデザインした、この度の新店の雰囲気に合わせたオリジナルロゴ。

 

 

 

 

 

 

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