派手でもなければ華美でもない。
品の良い清潔感に満ちた、鳥取には絶対にないオフィスになったと自負しています。
この５月に鳥取の本社を移転した際、内装をユニオンテックさんにお願いしました。
以前の鳥取本社は郡部にあるNTTの局舎をずっと借り受けていたため、正直古さが目立ちました。今回、JR鳥取駅からも見える一等地にオフィスを移すことになったので、この機会に私は鳥取のどこにもないオフィスを作ろうと考えました。
従来とは「激変」させたい。それが私の何よりのこだわりでした。
目的は従業員のモチベーションを上げることにあります。オフィスはそこで働く従業員に多大な影響を与えます。
良い場所、心地良い環境の方が絶対にパフォーマンスが上がりますからね。
ただし、目指したのは、いかにも「お金をかけたな」と思われるような奇をてらったデザインではなく、心地良い格好良さや爽やかなイメージのあるオフィスです。
当社は、システム導入から運用サポートまでのトータルシステムサービスを提供しているIT企業ですが、「いけいけのIT企業で、儲かっているな」と誤解を与えるようなオフィスだけは避けたいと思ったんです。
出来上がりは、正直言って想像以上でした。従業員にも「オフィスが綺麗になるとは聞いていたが、ここまでとは」と大好評です。
あまり派手目にしたくないという私の要望もしっかりと具現化していただいと思います。
ガラスを多用しているので開放感があるし、壁一面の色を変えたリフレッシュルームはオシャレな印象です。きれいでスタイリッシュなのに、バブルなイメージが全然ないんですね。これがすごい。
カンパニーカラーの青を生かしつつも寒々しくならないようにしてほしいという私の希望を受けて、木目やグリーンをアクセントとして効果的に使ってもらいました。
オフィスの一画に設けたコールセンターは木目調のインテリアで、落ち着いた雰囲気を醸し出している。ここも気に入っている箇所です。
派手でもなければ華美でもない。品の良い清潔感に満ちた、鳥取には絶対にないオフィスになったと自負しています。
ユニオンテックさんとのおつきあいは８年ほど前からです。
言いたいことを遠慮なく伝えられて、しかもいつもこちらの希望に柔軟に対応していただいていますし、信頼をおいている会社です。
工事が進み、ある程度仕上がりが見えてくると、図面で想像していたものと違う点が出てきて、「もっとこうしたい」「あんな風にしたい」と思うものですが、そうしたわがままにもいやがらずに対応してもらえるのはありがたい限りです。
今回も、事務スペースのガラス面のフィルムの位置について的確に判断してもらいました。
「こんな風にするともっと良くなりますよ」という内装のプロの目を生かしたアドバイスをしてくれるんですね。こちらが判断に迷っていると、選びやすいように、いくつかのパターンを提示してもらえるのも助かっています。
実は今回の鳥取のオフィスでは、最初に提示された予算を少し下げてもらいました。
当社も工事会社をグループ内に持っているので、コストをカットするつらさはよく知っていますから（笑）、無茶なお願いをしたわけではないのですが、ユニオンテックさんは予算を落としつつもこちらの希望に沿ったデザインを提示してくれました。
会社によっては、予算を下げるとデザインがなんとなく「しょぼく」なることも多いのですが、ユニオンテックさんはそうじゃない。
例えば、間仕切りの壁をガラスの壁にすることでコストダウンを図るといった具合に、見た目の良さも維持しつつ、予算を下げる方法を模索してくれるんですよ。
仕事も非常に丁寧です。内装の会社はほかにもたくさん見ていますが、何かにつけて知り合いの会社にユニオンテックさんをご紹介しているのは、一番信用できる会社だと思うからです。
鳥取本社は５月７日から新しいオフィスで営業を開始しました。
現在はビルの７階のワンフロアを使用していますが、早い段階でいま３分の１のスペースが空いている６階にコールセンター機能を移すことを考えています。
今年の10月からはアクシスとして鳥取ITアカデミーも開講するんですよ。
鳥取県の東部地区に１校だけあった情報系専門学校（学校法人）が閉校してしまったため、そのスクールの校長をITアカデミーの校長に採用し、徐々に講座を増やしていきます。当社には閉校したスクールの卒業生が10名ほどいますし、鳥取のIT企業にとって、こうした人材育成の場がなくなるのは大問題ですからね。
鳥取のリーディングカンパニーとしてスクール事業に力を入れ、他のIT企業の底上げも図っていく計画です。競争が増えるのは大歓迎。
それが鳥取のIT業界全体のアップにつながりますし、地域貢献でもありますから。
今後はWebデザイン事業の立ち上げも検討しています。これからもユニオンテックさんにお世話になる場面は多そうですね。
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