ニッタイ工業株式会社 様

ホテルのラウンジのような空間にしたいというこちらの希望がしっかりと叶いました。

決めたのは、一にも二にもレイアウトです。他社とはまったく異なる斬新な提案に、私はすっかり魅了されてしまったのです。

 

ブランド力がアップする提案型ショールームが完成しました。

 

ニッタイ工業株式会社
東京営業所 開発課 課長 竹中裕人 様

 

美しく開放的な空間が誕生した

2014年10月10日、弊社のショールームがグランドオープンの日を迎えました。
1年の準備期間を経て誕生したショールームには心から満足しています。以前のショールームとは対照的な、美しく開放的な空間が実現しました。

現在の場所に移る前までは、ショールームといってもほんの名ばかり。
狭くごちゃごちゃとしていて、できれば、お客様には来てほしくないと思うレベルでした(笑)。
せっかくショールームに足を運んでいただいても、逆にニッタイという会社のイメージダウンにつながるのではないかと危惧していたほどです。

しかし、いまはもう違います。ホテルのラウンジのような空間にしたいというこちらの希望がしっかりと叶いました。

 

もう胸を張って、お客様に「ぜひ、お越しください」と胸を張ってアピールできます。
ゆったりとくつろげるデザイン性の高い空間で商談をし、弊社製品をご案内できるようになりました。

 

クリエイティブだけで判断基準に

新しいショールームは、物件選びからスタートしました。不動産屋に依頼をして、3~4ヶ月ほど探したでしょうか。

実は当初、新宿周辺のビルの1階を探していたのですが、なかなか見つからず、ようやく条件を満たす理想的な物件として浮上したのが現在のビル。
以前のオフィス兼ショールームから徒歩数分の場所だったのは、本当に偶然でした。

物件を決めてからは、不動産屋から紹介をしてもらった3社にコンペの形で設計を打診しました。
私どものおつきあいのあるデザイン事務所もありましたが、どうしても贔屓目になってしまいますし、私としては差別なくフラットに決めたかった。
そこで、コンペを実施し、マックスの金額を提示して、クリエイティブだけを判断基準に絞り込むことにしました。

ユニオンテックさんに決めたのは、一にも二にもレイアウトです。他社とはまったく異なる斬新な提案に、私はすっかり魅了されてしまったのです。

 

空間をバタフライのように切り取ったレイアウト

現在のショールームは、事務所スペースも入れて約120坪。以前の約倍近い広さがあります。
L字型の敷地が特徴のため、他の2社からは、Lの部分の片方はショールームに、もう片方はオフィスに、という棲み分け型のレイアウトを提案されました。

一方、ユニオンテックさんからの提案は、L字のスペースをバタフライのような形で大胆に切り取り、その部分にショールームを設けて、奥にオフィスを設けるというもの。非常にインパクトのある提案でした。
蝶の羽根の片方で店舗関連の製品を展示し、もう一方を住居関連のゾーンにするという配置は、予想もしていませんでしたが、まさに弊社のビジネスにフィットしたもので、私が考えていたニッタイのブランド力向上に直結する提案型ショールームにふさわしいと、プレゼン時に直感しました。

一部のパーツに関しては相談をしながら細部を詰めていきましたが、基本は、ユニオンテックさんにご提案いただいたレイアウトの通りです。
開放感があり、見た目よりも広く感じるショールームに仕上がりました。

以前のショールームは閉鎖的で、製品を見せるというよりも、ただ置いているだけでしたが、新しいショールームは弊社製品の良さや持ち味をじゅうぶんに感じていただけるようになったと思います。もうどんなお客様に来ていただいても恥ずかしくない。
どんどん足を運んでもらいたいですね(笑)。

本物のように演出したバーカウンター

 

工事の進行は少し押し気味でしたが、これは弊社側の問題でした。
床用の製品は床で見せる形を採って展示していますが、イレギュラーな貼り方なので、ロスが計算以上に出て、職人さんにはずいぶんとご迷惑をおかけしました。

ショールームの中で私がもっとも気に入っている箇所を挙げると、店舗関連のゾーンに設けているバーカウンターでしょうか。
ショールームのどこに配置するかはユニオンテックさんに提案いただき、本物のバーのように演出しました。

実は、住宅関連製品のゾーンに本物のバスタブを置くという希望もあったのですが、これは弊社の上層部から却下されました(笑)。
実際に浴室に弊社製品を用いたら、どのような空間に仕上がるかを表現していきたかったのですが、水回りの問題など難しい面があり、断念せざるを得なかったのです。  
ユニオンテックさんからの提案はどれもセンスが良く、弊社のコーポレートカラーであるオレンジを巧みに生かすアイデアにも関心しました。

例えば、バーカウンターの後ろには効果的にオレンジを用いていますし、商談用に配置した椅子にもオレンジが取り入れてあります。
椅子の色は、オレンジのほかに黒とナチュラルがありますが、すべてオレンジに統一するよりも、黒やナチュラルの色があった方がオレンジが良いアクセントになる。コーポレートカラーがよく映えていると感じています。

 

イメージが膨らみ、滞在時間が長くなる効果も

このショールームに対しては同業者から「スペースをムダに使って、贅沢だね」と指摘されたことがあります。

しかし、私はそれでいいと思っているんですよ。
確かに、弊社のタイル製品はもっとたくさんあり、このショールームには半分ほどしか展示できていません。
一つの製品の陳列スペースをもっと減らせば、展示できる製品の数を増やすことは可能でした。

しかし、お客様からは「1種類のタイルをこれだけ貼ってもらえると、イメージが湧く」とお褒めの言葉をいただいています。
カタログでタイルを見ても、なかなか質感がつかめません。やはり現物を見ていただくのが一番ですが、かといって1枚だけ見たとしても、空間に用いたときのイメージが伝わりにくいのです。

その点、このショールームならば、来ていただいた方のイメージが具体的に膨らみます。
店舗ゾーンを目当てにいらしたお客様が、「住宅ゾーンも見たい」と言ってくださったり、あるいはその逆のパターンで、ショールームをくまなく見て回るお客様も増えました。それだけ滞在時間が長くなり、お客様とのお話も弾むようになりました。
これは予想以上の収穫です。

社員からも好評で、自社製品に対する誇りも増したように思います。

胸を張ってお客様をお呼びできるショールームのおかげですね。