オフィス移転やリニューアルは効果なし!?結果の出るオフィスづくり最新調査!
コラム 2023.11.30

2020年以降に移転・リニューアルを実施した企業においてどのような働き方が採用されており、どのような目的でオフィス移転・リニューアルを実施したのか、またその効果は出ているのかどうかを調べるため、企業の経営者、役員、そしてオフィス移転担当者を対象に「オフィス移転・リニューアルの効果に関するアンケート」を実施しました。 

アンケート概要 

調査対象:30~55歳 / 男性・女性 / 2020年以降オフィス移転・リニューアルを実施した /
     オフィス移転・リニューアルへの関与かつ効果を把握している経営者・役員・オフィス移転担当者・総務担当者 
対象人数:260人 
調査方法:インターネットアンケート調査 
調査期間:2023年10月04日 ~ 2023年10月04日 
調査主体:ユニオンテック株式会社 
※本アンケート結果を引用する場合は、ユニオンテック株式会社のURL( https://service.union-tec.jp/office/ )を使用してください。 

 

調査サマリー 

オフィス移転・リニューアルによって良い効果がありましたか?に対し、「1位:ややあった (40%) 」「2位:わからない (31%) 」「3位:非常にあった (18%) 」「4位:あまりなかった(7%)」「5位:まったくなかった(4%)」という結果になりました。 

 オフィス移転・リニューアルの効果が「あった」と答えた方が約6割と過半数を占めましたが、次いで「わからない」と答えた方が3割以上と目立つ結果となりました。 

 

アンケート結果抜粋 

【 オフィス移転・リニューアルを行なった事業所の働き方を教えてください。】

1位:フル出社 122件(47%) 
2位:出社とリモート半々のハイブリッドワーク 68件 (26%) 
3位:出社の比率が高いハイブリッドワーク 43件 (17%) 
4位:フルリモートワーク 15件 (6%) 
3位:リモートワークの比率が高いハイブリッドワーク 12件 (5%) 

参考1:With/After COVID-19のワークスタイルを成功に導くために
参考2:ウィズコロナ/アフターコロナにおける新たなワークスタイルへの転換に向けて

【 オフィス移転・リニューアルによって、何か良い効果があったと感じますか? 】

(全体)
アフターコロナの移転において、58%の企業がオフィスの移転・リニューアルにより効果を感じている一方で、31%もの効果について「わからない」と回答する企業も。

 

【 働き方別 】オフィス移転・リニューアルによって、良い効果があったと感じている割合

働き方別では、移転・リニューアルの効果には大きな差は見られませんでしたが、リモートワークを採用している企業においては「効果があった」が60%を超えており、働き方に合わせた環境改善の実施と関連している可能性があります。

 

【 目的別 】オフィス移転・リニューアルによって、良い効果があったと感じている割合

次に、移転・リニューアルの目的別で見てみると、「カルチャーづくり」「ブランド価値向上」などの戦略的な目的をもって移転・リニューアルをした層において、大幅に効果が高くなる傾向にありました。

 

【 移転・リニューアルによって良い効果があったと感じている人が、新しく導入したスペース・設備TOP10 】

1位:フリースペース(19%) 
2位:1人集中ブース/デスク(14%) 
3位:フリーアドレス(13%)

 

【 移転・リニューアルによって良い効果があったと感じている人が、新しく導入したツール・制度TOP10 】

1位:リモートワーク(テレワーク)(17%) 
2位:オンライン会議ツール(12%) 
3位:フレックスタイム制度(11%)

 

まとめ 

アフターコロナのオフィス移転やリニューアルを行なった多くの企業がフル出社へ回帰、または継続していることが明らかになりました。そして、移転・リニューアルの効果においては、企業の働き方による大小はありませんが、設定した目的次第では大成功する企業もあれば、「全く効果なし…」となってしまうこともあり、効果の出方に大きな差が生まれることが分かりました。

重要なのは、各企業が移転やリニューアル時に経営上の課題に合わせた目標を設定しているかどうかです。この目標設定が、投資対効果を最大化するための鍵となります。
この目標設定が曖昧な場合に、以下のようなリスクが発生する可能性があります。

<3つのリスク> 

①目標の達成基準がわからない

移転の目的が明確でない場合、新しいオフィスがビジネス目標や従業員のニーズに合致しているかどうかを評価することが難しくなります。

②効果の最大化が困難

移転の効果を適切にモニタリングしていないと、オフィス環境の改善点や業務効率化の機会を見逃してしまう恐れがあります。

③エンゲージメント(従業員満足度)の低下

移転が従業員のニーズや働き方の改善に寄与しているか評価できないため、従業員のモチベーションや満足度が低下する可能性があります。

 

オフィスの移転・リニューアルのご予定がある方は、是非この機にオフィスへの投資で実現したいことを考えてみてください。

-------------------------------------------------- 

【OFFICE】会社・サービス案内

オフィスの企画・設計デザイン・施工サービスの案内資料です。ミッションや役員紹介、売上推移などの会社情報や、ワークスペースプロデュース〜デザインの考え方やコンセプト、こだわり、私たちの強みを網羅的にご紹介しています。

無料ダウンロードはこちらから

 

【オフィス移転の最強ガイドブック】なかなか聞けないコスト削減ポイント

オフィス移転を考えているすべての企業の皆様の一助となるべく、業界人しか知らない裏事情や知っておかないと損してしまうようなポイントを詳しくまとめました。

無料ダウンロードはこちらから

 

【サービスの流れや詳しいタスクを知りたい方必見!】オフィス移転の物語

「オフィス移転が初めて!」という担当者の方、経営者の方必見!ご提案までの間私たちが考えていることや、工事はどういうふうに進んでいくのか。この機会に、ぜひご一読ください。

無料ダウンロードはこちらから

ご相談は
こちら