LIENJANG Shinjuku
韓国を中心に、アジアで12店舗を展開する美容外科クリニック「LIENJANG(リエンジャン)」が、日本初となる「リエンジャン美容クリニック」を新宿にオープンさせるプロジェクト。日本初出店にあたり、ロゴデザインなどのブランディングを一新するとお話をいただき、“新しいLIENJANG”に合わせて空間をデザインしました。
“新しいLIENJANG”というブランドイメージに合わせたデザインにしつつ、日本のお客様が過ごしやすい美容クリニックを作りたいというご要望から空間設計をさせていただきました。
「渡韓しなくとも、韓国で人気の美容施術を受けることができる」という大きな特徴から、日本にいるのに韓国に来ているかのような、”異国感”あふれる空間にすることをテーマにデザインしました。エレベーターを降りた瞬間からLIENJANGの世界感を感じていただけるよう、壁や天井がカーブを描きながら受付・待合スペースに誘導します。
仕上げサンプルの打ち合わせを何度も重ね、ブランドイメージカラーと合わせていきました。韓国と日本の間での確認作業はオンライン上で行い、お客様にもご協力いただきながら慎重に進めていきました。そのご協力もあって、LIENJANGのブランドイメージにあった空間となりました。
エレベーターを降りてすぐ見える壁には新しいロゴマークのサインを設けました。シンボルマークの形に合わせたペンダントライトがアクセントとなる、洗練されたエレベーターホールです。
受付カウンターのバックには、シンボルマークをガラスの中に吊るしたブランドイメージウォールを施しました。天井と床の滑らかな曲線で、受付と待合ラウンジスペースの空間を仕切っています。天井にはシンボルマーク型のオリジナル照明も設置し、よりLIENJANGの世界観を演出しました。
パウダールームにはシンボルマーク型の女優ミラーを設置しました。ミラー越しに自撮りをするとシンボルマークの中に入った自分が撮影でき、インスタ映えする写真も撮影できます。
肌管理室という、日本にはあまり馴染みのないですが、韓国では主流の部屋。施術終了後の保湿など、最後の仕上げをするための空間になるため、リラックスできるような照明計画を行いました。