A certain company
創業1913年の企業によるオフィスリニューアルプロジェクト。
歴史をデザインで体現しつつ、働き方や環境を革新し、新しいコミュニケーションを促進する空間を目指しました。伝統を尊重しながらも、ブランディングの一貫として内装に新たな挑戦を反映。未来を象徴する空間が誕生しました。
今回のプロジェクトでは、自社ビルの内装リニューアルを実施しました。既存の床材を残しつつ、トレンドの素材を融合させ、シックで重厚感のある雰囲気を演出。
1階は吹き抜けを活かし、来客用スペースとしてリノベーション。ヒストリーパネルをディスプレイしてギャラリーのような空間を創出しました。
各階の執務エリアでは新しいオフィス家具を導入し、各フロアを一新。さらに、カフェ&バーをイメージしたリフレッシュスペースを設け、自然なコミュニケーションが生まれる工夫を取り入れました。
ヒストリーパネルは、1913年から続く歴史の重みを洗練されたグラフィックデザインで表現しました。ニッチには当時のアイテムをディスプレイし、時代を感じさせる趣を加えています。
エントランスにはセキュリティシステムを導入。ガラス壁で仕切り、抜け感を持たせています。
既存の床や天井に木目や石目を組み合わせ、モダンな雰囲気を演出した小会議室。既存天井には木製の格子を組み合わせ、効果的に意匠を加えています。
大会議室は、木目の壁を採用し、すっきりとした印象に。ダウンライトで雰囲気のある調光を実現しました。また、グレートーンのタイルカーペットで落ち着きのある空間に仕上げました。
元会議室エリアをリフレッシュスペースに改装し、スライディングウォールで隣室と一体化できる可変性を持たせました。カフェ&バーをイメージした特別な空間は、休憩だけでなくセミナーやイベントにも対応可能です。
壁面にはモザイクウッドのウォールパネルを使用し、椅子は多様なタイプを組み合わせて空間にアクセントを加えました。
広いテーブル席に加え、ベンチシートの少人数用座席やカウンター席など、多様なスタイルを取り入れています。