パーテーションを最大限に活用
ノウハウ 2024.01.16

オフィスで間仕切りとして使用されることの多いのがパーテーションです。

後からでも簡単に設置できるので、動線の見直しや間取りを変えたいときに大がかりな内装工事を伴わずにできる手軽さがあります。什器を活用して仕切る方法もありますがスペースを取るのがデメリットです。パーテーションには高さやタイプなどいろいろなものが出ています。

特徴を把握しながら空間に合ったパーテーションを選んで、機能的なオフィスを作りましょう。

 

簡単に組み立て・設置ができるローパーテーション

事例:株式会社Magic Moment 様

パーテーションは比較的重さのあるものが多い傾向にあります。高さが出ればそれだけ重量も増しますが、900~1,200mm程度のローパーテーションなら比較的扱いやすく、社内でも簡単に組み立てや設置が可能です。900~1,200mmというのはデスクが隠れて最低限のプライバシーが保てる高さで、主に執務室で使用している会社は多いでしょう。パーテーションは施工会社などで設置してもらうのが一般的ですが、ローパーテーションは商品だけ届けてもらえれば、後は自分たちで設置や撤去がしやすいのがメリットです。デスクの配置換えに応じて移動したり撤去したりといった作業が比較的簡単にできます。メーカーによってはパーテーション同士の連結部分が複雑になっているものがあるので、選ぶときには素人でも扱いやすいものを決めるようにしましょう。設置場所が明確に決まっているときには必要な幅を事前に測っておくことをおすすめします。まとめて購入してから失敗したということを防ぐために、最低枚数を購入してイメージをつかんでから必要分を発注すれば失敗が少なくなります。

 

間仕切る目的にあったローパーテ―ションの高さ選び

事例:ソウルドアウト株式会社 様

ローパーテンションと呼ばれるものには高さの段階がいくつかあります。

最も低いものは900mmが一般的で、これはデスクが隠れる程度の高さです。事務用デスクの高さは700mm前後が多く、机上が見えないという役割をしてくれます。1,200~1,350mmになってくると、身長にもよりますが顔を上げたときに周囲が見渡せる高さになります。圧迫感を感じることなく仕事に集中しやすい高さといったところでしょう。これよりも高い1,500mmでもローパーテーションとして扱われる場合があります。1,500mmというと、小柄な女性であれば立ったときでもほぼ隠れてしまう高さです。座った場合には目線を上げても周囲が見えにくく、やや圧迫感はあるものの作業に集中しやすいと言えます。

ローパーテーションは、高さの選び方で実際に作業する人も周囲の感覚も変わってきます。選び方のポイントとして、プライバシーや圧迫感を基準にしてみましょう。机上が隠れる程度で良いのか、ひとつの空間として間仕切る方がいいのか、空間の目的に沿って選ぶのがコツです。

 

衝立・簡易スクリーンとローパーテ―ションとの違い

間仕切りとして活用できるものは、パーテーションの他に衝立やスクリーンがあります。衝立は持ち運びしやすいものが多く、女性でも簡単に設置しやすいというのがメリットでしょう。

パーテーションとの違いは足の部分が自立しやすく大きめに作られているものや、3枚以上の面を角度をつけることで自立させるように作られているといった点です。使わないときには畳んでしまえば場所をとらずに収納しやすいのもメリットではないでしょうか。

スクリーンは天井にあらかじめ設置しておき、必要に応じて引き出して使う布製のものが一般的です。引き出す加減で高さを変えられるので、必要に応じて自由に決められる便利さがあります。スクリーンに特殊印刷を施してオリジナルにすることも可能です。

衝立もスクリーンも目線を隠すことを目的に使われることが多く、クリニックやサロンなどで見かける人は多いでしょう。衝立は軽く扱いやすいですし、スクリーンは必要なときに引き出せば簡単につけます。普段は広い空間として使い、必要に応じて目線だけさえぎりたいという場合にはあると重宝なアイテムです。

 

施行型パーテ―ションの種類

事例:株式会社マリモ 様

高さが1,800mmを超えるような大きなパーテーションは、専門の施工会社に設置してもらいましょう。

施工してもらう場合のパーテーションは、天井から床まですっぽり区切ってしまうタイプか、天井付近と床付近のいずれかを空けるタイプがあります。建物によって天井の高さは異なりますが、低いところでも2,500mm前後あるのが一般的です。1,800~2,000mmのパーテーションであれば成人が立っても隠れてしまうことの多い高さで、上下を空けたいときによく用いられています。

施工型のパーテーションは、全面を完全に見えなくしてしまうものや、透明なものがあります。目線の位置だけ色を入れることも可能です。透明のものでも一部を曇りガラス風にすれば、プライバシーが保てる上に圧迫感を少なくすることができます。また、天井から床まで覆ってしまう場合でも、完全に仕切ってしまうのではなく等間隔で空けておく設置方法もあります。

必要なときだけ閉めて、それ以外はオープンにできる可動式パーテーションもあるので、施工会社に相談してみましょう。

 

 

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